丹沢の動物


 シカを救出  2021年2月  表丹沢林道ヒゴノ沢



 林道側溝に仰向けにはまり、自立脱出できず。
 山菜を探していた若者カップルが発見し、助力。
 若者男子が両足を持ち、私が角を持って引き上げ。



 
ニホンカモシカ  2017年4月15日  寄沢
       絶滅のおそれのある地域個体群(環境省レッドリスト)


 縄張りは、異性間では重複するが、同性間では重複せず争う。
 単独で生活し、4頭以上の群れはまれ。
 繁殖は胎生、10〜11月に交尾、5〜6月に1頭を出産。
 複数頭の出産はまれ。
 オスは生後3年で成熟、メスは生後2〜5年で初産。
 糞はシカとカモシカの区別が難しく、DNA判別法があるそうです。



 
ニホンカモシカ  2018年4月12日
    書策新道・本谷横断手前の崩壊地トラバースの枝沢 




 
ニホンカモシカ  2014年4月5日  戸川林道
                丹沢で初めて見たニホンカモシカ






 ニホンカモシカ  2021年12月22日  源次郎沢出合 
                            (大島絢哲氏撮影)




 ニホンカモシカ  2020年3月7日 鍋割山北東尾根(下降)






 
アナグマ   2017年4月3日  戸川林道





 
ウシガエル   2021年4月15日  鍋割山稜縦走路 





 
クマの糞   2021年8月11日   鍋割山稜縦走路脇 



 クマの糞は他の野生動物よりも大きい。
 食べたものにより、色や形が異なり、まとまって落ちる。



 
クマの糞とクマ撃退スプレー
    烏尾山仲尾根   2021年5月15日




 
ヒメシロチョウ  (烏尾山仲尾根) 

    チョウ目、シロチョウ科、絶滅危惧種 I B 類 




 
リンゴドクガの幼虫 (烏尾山仲尾根) 2023. 11. 19

  チョウ目、ドクガ科、体長≒35mm〜40mm  毒は無い

  
 
リンゴドクガの成虫  5月〜8月
  クリ、クヌギ、モミジ、リンゴ、サクラ、ヤナギの葉を食べる


 
リンゴドクガの成虫 (正面から見た顔)




 
ヤマドリ  (戸川林道)  2023. 9. 16

  キジ目、キジ科、ヤマドリ属
  全長≒125p 体重≒0.9〜1.7s










 

  


 救出したシカの背中の傷 



 最初はたちあがれなっかったが、数分すると立ち上がれた。
 背中の傷は生々しいが、きっと回復することだろう!
 2週間後に行ったが、付近に死骸はなかった。



 同左の3年後  2020年4月25日  寄沢



 広葉草木、木の葉・芽・樹皮、果実などを食べる。
 木の根本、斜面の岩棚、切り株の上などで休むが、崖地を好む。
 生後1年は母親と生活するが、死亡率は約50%
 積雪が多い年は死亡率が高くなるが、寿命は約15年。
 20年以上生きた例もあり、飼育下での記録は33歳。 
 足跡もシカとカモシカは同類で、糞の量で判断するそうです。



 
同左の3年後  2021年2月5日
    書策新道・本谷横断手前の右岸尾根斜面









 
ニホンカモシカ  2015年3月28日  本谷・F5下部の沢淵 





 ニホンカモシカ  2019年12月8日 仲尾根下部 (戸沢側)





 ニホンカモシカ  2020年3月7日 鍋割山北東尾根(下降)










 
← アナグマ

 夜行性で昼間は巣穴で休むが、怪我をして林道脇にいた。
 逃げようとしていたが、声掛けをすると近寄ってきた。
 「ウシ型結核菌」を媒介することで知られているので、触れない。
 昆虫、ミミズ、カエル、爬虫類、鳥類、小型哺乳類、
  果実、キノコ等を食べる。
 繁殖は胎生、2月〜5月にかけて、1回に2〜6頭の幼獣を産む。
 体毛は筆や絨毯の原料として利用されることもある。

 その後作治小屋にも現れ、捕獲されたが引取り機関がなく、
 ふたたび山に放たれた。 











 
← ウシガエル

 鍋割山稜の水溜まりに卵を産み生息していた外来種。
 肉食性で水中、水面、陸上のいずれでも捕食行動。
 卵生で、5月〜9月にかけて4,000〜40,000個に及ぶ卵を産む。
 卵は寒天質に包まれ、水面に浮かぶ。
 食用とされることもあったが、日本では定着しなかった。
 「ゲテモノ料理」として炒め物やフライで食べられることもある。

 標高の高い山岳部にはいないとされるが、
 標高1,000m の鍋割山稜一般歩行ルート上の水溜まりの写真。
 西山林道の水溜まり、玄倉林道の水溜まりにもいた。






 
クマの糞   2021年9月26日   烏尾山仲尾根 




 2020年7月2日13時頃、烏尾山仲尾根の草原をクマが横断。
 単独行の松本こずえさんが20mくらいの距離から目撃!!
 そのまま戸川林道へ降った松本さんに、私は出会った。

 2020年10月21日13:30頃、木ノ又尾根を下山し、
 書策新道に合流した枝沢でシカの死骸に遭遇。
 2mほど離れた踏み跡に30cmほどの延髄がむき出しとなり、
 まだ乾いていない血が滴っていた。
 クマに襲われた直後だったのだろう!!



  
テン or イタチ の糞  (表尾根) 
                     テンは木ノ又尾根で見たことがある












 オオミズアオ (源次郎沢出合) 2023. 5. 5

 チョウ目、ヤママユガ科、絶滅危惧種U類
 (蛾の一種)   
 毒は無く、幸運をもたらせるとされるが、
 追い求めると火傷を負う
 別名=ユウガオビョウタン(夕顔瓢箪)
 夕顔のように白く、 瓢箪のように薄緑
 「月の女神の使者」魂と結びつきが強く、スピリチュアル
 再生、変身、復活の象徴としてシンボリックな生物




 幼虫時にはカエデ、サクラの葉を食べ、
 成虫になると口が無くなり、1週間ほどで死んでしまう・・・・・
 儚い生き物!!!











 ヤマドリ

  1500m以下の渓流周辺針葉樹林帯に生息  一夫一妻 
   雑食性(葉、花、果実、種子、昆虫、クモ、ミミズ、甲殻類)